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南米づいてるこきさんじ

マチュピチュの話を友達のIちゃんにしたらもちろん大笑い、が当の本人はいたって真剣。昔の生い立ちを振り返ってみると、こきさんじは小さい頃日に焼けていてよく「土人」とか「黒んぼ」と言われていた。
最近スウェーデンは天気がよく、しかもここんところ化粧をしてないためよくよく見たらこきさんじやはり浅黒い。
皆さんは黒人の手を見たことがありますか?手も足も全部が全部黒い訳じゃなく、手のひらと足の裏は白いのです、で手を横から見ると上半分が黒く、下半分が白くなっているという。でまさにこきさんじの手もそんな状態、それをIちゃんに見せたらまたまた大笑い。

マチュピチュは実際どんなところかと思い検索してみたら、
・尖った絶壁の山々がそびえるウルバンバ渓谷の山間、標高2,280mの頂上にあるマチュピチュ。 マチュピチュとは老いた峰を意味します。 ... 16世紀半ば、インカの人々は高度な文明が栄えたマチュピチュを残し、さらに奥地へと消えてしまう。 ...
・1911年、アメリカの考古学者ハイラム・ビンガムに発見されるまで、マチュピチュは400年の眠りについていた。
・マチュピチュは自然遺産であるとともに 文化遺産でもあるというユネスコ世界遺産の中では 珍しい複合遺産です。

そうか~さらに奥地へと消えてしまった民族が、400年の眠りから覚めて実はスウェーデンにてえせ日本人として蘇ったのかもしれない、ふむふむなどど思っていたらIちゃんが、
「ちょっと~、仕事の担当の人が連絡ちょっとつかないなぁと思ってたら、なんとマチュピチュ行ってたんだって、マチュピチュよ!マチュピチュだけはもう一度行きたいと思ってたらしいよ~」
えぇ、またマチュピチュ???
そしたら日本から遊びに来ているIちゃんの友達のSちゃんと彼氏のE君、皆が揃って食べ物好き。でSちゃんが、
「スウェーデンってイモの種類沢山あるの?」と・・・
こきさんじとIちゃんは
「あまりないよね~、でも小さい新じゃがは本当においしいけど・・・」
Sちゃん
「日本で凄く高いんだけどおいしいイモがあって「インカの目覚め」って言うの・・・」

ひぇぇぇ、イモの名前が「インカの目覚め」!!!またまたマチュピチュかい?
「そういえばイモって南米が原産なんだよね」とIちゃん

ここまで来たなら、その「インカの目覚め」を送ってもらって、こきさんじ内に眠っている南米魂を目覚めさせてもらおうじゃないのと「インカの目覚め」に興味津々のこきさんじであった。
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出身は?? 其の2

おぉぉぉ~、一年ぶりのブログであろうか??
面倒くさがりの性分に加え、ネタも尽き、さらには仕事で忙しいというこじつけをつけてここまでやってきたが、久々に笑えるネタができたのと暇なのも加えここにご披露させていただきます。

以前のブログの「出身は?」でこきさんじの出身がベトナム系から南米のウルグアイ・パラグアイ系まで発展したのはご承知の通り、その後は特別の音沙汰もなくお客様からも大体が「アジア系から?」という無難なもので終わっていたのだった。がしかし、先日のとあるランチタイムの時(そのお客様は二人の中年女性と男性一人)、こきさんじの担当ではなかったのだが、たまたま最後のコーヒーの注文を聞く際に受け持ちささっと立ち去ろうとした瞬間、一人のおばさんのほうから
「お嬢さんはどこの出身??」と聞かれ、
(またか~)と思いつつ、面倒くさかったのでそのまますぐさま「日本です」と答えようと「に」まで言ったところで急にそのおばさんがストォォォップとばかりに手のひらを前にかざすジェスチャーをして
「待って待って、私に当てさせて!!」とこれでもかと意気揚々!
こきさんじはその瞬間、もぉぉぉ、こういうのに限ってろくな事がないんだよなぁ・・・まぁウルグアイ・パラグアイ以上のものは無いだろう位のしらけた目でおばさんの行方を見守っていたら、別なおばさんが「中国でしょ?」と横やりを入れてきた。中国だなんてかわいいもんだなと思いつつ、当てさせてと言ったおばさんの方を見るとこきさんじの顔をじーっと見ながら、
「マチュピチュでしょ!」と自信満々の一言。
こきさんじの目の前が一瞬闇に包まれたのは言うまでもない。ひえぇぇぇ、マチュピチュってたしかマヤ・インカ帝国の今は滅びて観光場所になっている土地じゃないっけ????
どーやったらインカ帝国の滅びたところから人がスウェーデンにやってきて、一流レストランで働いてるんだよ~このくそばばぁぁぁ!!と叫びたくなったが、またまたお客様は神様ですの日本人気性が働きといいつつ今は亡き「マチュピチュ」と言われたショックのあまり放心状態ながらきっぱりと、
「いいえ、日本です、に・ほ・ん、分かる?ジャパ~ンよ」と言ったらそのばばぁはやはり「不思議ねぇ」という顔つきをして、まるでこきさんじが出身をごまかしているのでは?というように
「ニ・ホ・ン??ヘンねぇ・・・」とぶつぶつ言っていたのであった。
二度も立て続けに南米系と言われ、自分の出身に疑いを抱き始めたこきさんじ、そろそろ実家の親に電話して家の祖先に南米の血が入ってるかどうか聞くのを真剣に考えている今日この頃であった。

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スウェーデンに住むためには・・・続き

さて前回でスウェーデンでの永住権を手っ取り早く取得するにはスウェーデン国籍を持つ相手がいるのが一番と書きました。そういうまるでお決まりのパターンで永住権を取得したこきさんじを例に挙げますと、まず相手ができた時点でその申請をします、そうすると移民局から通知がきてインタビューを行うことになります。このインタビューがくせ者なのですが、まぁ日本人でわざわざスウェーデンに住みたいから、うそをついて偽のパートナーをでっち上げるっていう人は多分いないと思いますが(実際会ったこともなければ聞いたことも無し)、パートナー申請する人の中には自国には帰りたくない人がいて(内紛とか政治抑圧による虐待など)、嘘の申請をする人もいるらしい。 しかも同棲相手も結婚相手と同様の資格があるので、インタビューではそのカップルが本当かどうか見抜くためにありとあらゆる質問がされます。(何回も言いますが一緒に住んでいるというのがまずの第一条件)。
その昔グリーンカードという映画がありましたがまぁ似たような感じ、さすがに歯磨き粉までは聞かれませんでしたが。
私も事前に友人・知人らに色々と聞いておき(どんなことを聞かれるか)、かなりの事前対策を元彼と一緒にやったのでぬかりはなかったのですが、やはり「あへ?」っと思うことや答えられないものがあることも・・・でもやっぱり一番いいのは素直に分からないものは分からないと言った方がいいことです。
さてインタビュー日、こきさんじも元彼もやはりキンチョーしてて、しかもこれでボツになったらたまらないという事も手伝って、二人で打ち合わせをし、(車で行ったので)移民局の前に着いて車から降りたらとりあえずキスをしようという作戦(今思うとかなりバカらしいが当時は真剣)。もしかしたら担当の人が偶然見てるかもしれないから、うちらが本当のカップルだということをアピールするためにも・・・と言うことで車を降りて打ち合わせどおりにチューをして中に入ったはいいものの、その建物、移民局は移民局らしいがどうも私達が行き着く場所ではなく、結局そこから歩いて数分の別な建物に行く羽目に・・・骨折り損ならぬキス折り損のくだびれもうけとでも言いましょうか。
担当の人が迎えに来て別な個別場所に通され、まずはこきさんじが最初に一人だけ、担当官に約1時間ありとあらゆることを質問され、そのあとで彼が一人で呼ばれこきさんじにしたのと同じ質問をされる。そしてどれだけ同じ答えというか返答をするかというもの。何を聞かれたかを少し挙げると

・今朝の朝食で何を食べたか?(これは絶対聞かれる。というのもこれによって一緒に住んでるかどうかの決めてにもなる)
・相手の家族構成と履歴
・最近の週末に何をしたか?(お互い)
・どういう家(一軒家かマンション、アパートのたぐいとか)に住んでいて、周りの風景やバルコニー等の内観はどういう風か?
・どうやって知り合ったか?
・共通の友人・知人の名前
・お互いの趣味など

大体こんな所、もちろんもっとかなり聞かれたがいちいち挙げてもきりがないのでこんな所で。
こきさんじも元彼も朝食や趣味などは特に問題なく答えられたが、お互い大変だったのが、お互いの親戚・家族の名前。彼にしてみれば日本語の名前でいちいち覚えていられない、特に男性陣の名前は大変、こきさんじのチチは最後に郎がつく長い名前だしアニキの名前もガイジンには発音しにくい、私にしてもその当時、彼のお母さんと彼のお兄さんの奥さんと家にいたネコの名前がかなり似ていてごっちゃになりそうでかなり焦り物。
こきさんじの日本人の友達でインタビューを受けた子はその後で電話してきて「どうしよう・・・居間のカーテンの色聞かれて、私は薄い黄色だと思って言ったのに、彼の答えはグレーで、家に帰ってみたらやっぱり薄いグレーだったのよ~・・・」と泣きそうな勢いだった・・・
ぐらい結構インタビューは疲れる物なのだ。
それでその一回目のインタビューでokがでると1年の居住権がもらえ2年目は二人で一緒に軽く書類にサインするぐらい、そして3年目にまた別々のインタビューをされ(最初ほどきびしくはない)、めでたく永住権受理ということになるのである。
こきさんじいまいち覚えていないが、パートナー申請をする場合基本的には自国のスウェーデン大使館を通して申請するのが常で、例えスウェーデンにいたとしても一旦帰って自国から申請しなければダメだったと思います。
そして一旦永住権を取得すると、よっぽどあくどい事をしない限り、たとえその時のパートナーと別れたとしても永住権を取りあげられることはありません。ただしスウェーデンの場合は人殺しよりも脱税の方が罪が重いので、くれぐれも税金だけはズルしないで払うことをオススメします(笑)。
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スウェーデンに住むために

う~ん、またまた久々のブログ更新。ここんところ際だった惨事もなく、あと自分の怠け精神も手伝ってここまで来てしまった。
こきさんじ自身がそうだったように多分沢山の人がどうやったら外国に住めるのかなぁと思っているのではないかと思い、スウェーデン編を挙げたいと思います。
こきさんじ、今は永住権を持っているので何の問題なくスウェーデンに住めます、あとスウェーデン国籍も今だったら申請すれば多分何の問題も無くもらえるはず、ただそうなると日本国籍を捨てなきゃいけなく、スウェーデン国籍有無の違いは選挙権があるか無いかの違いぐらい・・・という事で他の在住日本人同様、日本国籍のまま永住権取得というパターンに。
スウェーデンに住むのに一番手っ取り早いのはやはりスウェーデン国籍の相手がいること。スウェーデンは同棲が結婚と同じようなステータスを持つので、同棲相手でも結婚相手でも構いませんが大事なのは一緒に住んでいるということ。
逆に就労ヴィザから永住権が取得できるのはかなり稀。就労ヴィザもよっぽど大きい会社か特別な仕事、例えば私たち日本人の場合はスウェーデン人には出来なく日本人にしかできない、なおかつスウェーデンに利益をもたらしてくれる仕事をしてる人というのが基準。基本的な労働ヴィザは1年半、それ以降は1年ごとの更新でその度に書類関係と時間がかなりかかります。
例を挙げると一人はフリーランスでスウェーデンのニュースを雑誌系に紹介していて、そのお金が日本から入ってくるというもの、ただしその人は自分名で会社を興しているので、スウェーデンでばっちり高い税金を払っています。(まぁ日本からお金が入ってスウェーデンに落としてくれる、とスウェーデン国自体には有難いお話)
もう一人は日本ースウェーデン間を主としている旅行会社に勤めていて、スウェーデン在住日本人のチケットの手配やら、日本からスウェーデンに来るお客様の手配とかしている。
どちらのケースも最初は就労ヴィザで3年以上、そのあと5年以上の申請で、一人は何回か却下されたにもかかわらず・・・という事なので道はかなり厳しい。
あとはかなり例外でスポーツ選手で世界トップ3に入るぐらいの人だったら問題なくスウェーデン国籍一発で取得できます(笑)。
こきさんじは例外にもれず、元彼との付き合いで永住権取得に至ったわけですが、これもそんなにすんなりくれるというものではなく、一応申請してから3年は最低かかりますが、毎年移民局の人によるインタビューがあり、それに合格しないとダメ・・・という事で次回はそのインタビューがどういうものかをご披露します(はは)。
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ヘンなガイジン

先日、いつものように飲み食べ仲間のIちゃんとMさんと一緒に食べて飲みに行った帰りのこと。
ちょうど1本地下鉄を逃してしまい、夜も遅くなり次にくる地下鉄が10分後、まぁしょうがないかということでホームのベンチに座っていたら大きいガイジンが(うちらもスウェーデンではガイジンの類にはいるのだが)近寄ってきた。うちら3人とも経験上、「多分このガイジン何か片言の日本語で話しかけてくるんだろうなぁ」とそれぞれ頭の中で思っていて黙っていた。そうするとそのガイジン少し酔っぱらってるのか、薬でもやっていっちゃっているのか分からないが様子が変。お互いに黙りこくったままでそれぞれの相手の出方を見るように凝視した状態が何十秒・・・。こきさんじは「まさかいきなり刃物なんか突き出さないよなぁ・・・」と考えながらそのガイジンを見ていたらとつぜん、
「アルゥチ~」と歌い始めたのであった。
一瞬「アルチー」って何よ~?と思ったら、続けて
「モリノゥナカ~、クマサンニィ~、デアァッタ~」
と森のくまさんを歌いまくっている。こきさんじはげらげら大笑いしたが段々気味が悪くなり、このあとどうなるのだろうと様子を伺い、となりの二人も怖がって微動だにしない。
1番が終わってどうするのかなぁと思ったら、なんと2番を歌い始めた。これにはあっぱれ!
が更に気味が悪くなるばかり、歌い終わってうちら3人はこのガイジンが暴れ出すのでは?とか頭がぐるぐる状態で誰一人として口も聞かなければ何もせずに座っているだけ。
早くどっかに行ってくれないかなぁという祈りが通じたのか、そのガイジン別方向に歩き出していってしまったのである。
ふ~っと3人とも胸をなでおろしたと同時に「ちょっと~、なんで森のくまさんなの~?しかも2番まで??」と言い始め、Mさんがぼつりと「輪唱してもらいたかったんじゃないの??」とジョークを。
あまりにも不気味すぎて輪唱のりの字すら思い浮かばなかったのが実情だが、森のくまさんを歌えるガイジンに出会ったのも初めて。おかしいのやらおそろしいのやら・・・

話は変わってリサボン紀行が中途半端なので最後に一つだけ。
実はポルトガルはタイルが有名、と言うことでタイル博物館にいってきて面白く歴史のあるタイルを何枚か写真に撮ったのでご披露を。

あとは普通に町を通った時に撮った家の壁タイル

たまたま一緒にリスボンに居合わせた仕事仲間のバートとラウリにタイルの写真を送ったら、普通の家の中の壁(壁紙)の一部を写したと思ったみたいで、「こきさんじ狂っているよなぁ」と言われた。
芸術のわからんやつは困る・・・(笑)


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リスボン紀行其の2 暗闇の惨事

リスボンに着いて3日目、本来はあるアートホールと近くにある昔のお城兼要塞、そして教会だか修道院だかをついでに見るつもりでトラムにがたがたゆられながら約30分、BELEM(ベレンだったと思う)の街に着いた。
最初にまずベレン城を見て

その後ですぐ近くの「発見のモニュメン」トという建物に向かっている途中で、何故かやたらとトラックが多く駐車しているのが目に付いた。

こきさんじ、何とも思わずただ単にトラックのメッセかなんかなんだろうなぁ・・・ぐらいにしか考えなかったのである。そして目指すアートホールへの途中、なんかかっこいい車がせーぞろい!!

おぉぉぉぉ~、ここぞとばかりに写真を撮りまくるこきさんじ、


本当はもっと撮りたかったのだがあまりの数の多さにただただ翻弄、とっくの昔にはぐれていたがちゃんと先で待っていたIちゃんとMさんと「すごいねぇ、何これ?」とわからずじまい。がもちろん察しの良い皆さまはお分かりだと思いますが、(炎遊人さん、YAPさん大当たり(笑))残念ながら中止になったパリ・ダカールラリーの開会式1日前に偶然にその場にたまたま居合わせていたのでした。
こきさんじ、まさかパリ・ダカの出発点がポルトガルとも知らず、後で色々と知らされる羽目になったのですが、今回中止になったのも4人のフランス人がラリーの通過点のサハラ砂漠地域で殺されるという事件がきっかけ。実は今年が初めてというわけではなく、色々な政治がらみで昔からそれらしい話題が絶えずこれまでに何回も中止寸前までいったということ。
深入りすると時間もページも足りなくなってしまうのでパリ・ダカはこれぐらいにしておき・・・
さすがのこきさんじも寄る年波には勝てなくなってしまったのか、それともただの飲み過ぎ・食い過ぎなのか、中盤あたりで気持ち悪さ倍増。3人でアートホールを見終わってホテルに戻り疲れ最高潮にもかかわらず、なにか食べにいかなければ・・・と話し合い、ホテルの近くのレストランに直行。が着いた途端やはりこきさんじ気持ちが悪く、二人も「こきさんじさん、顔色悪いよ~」ということで一人ホテルに帰ってきたのであった。
気持ち悪いんだけど吐けな~い・・・という最悪のパターンだったが、Mさんの指示どおり水をがぶがぶ飲んでそしてベッドに入っての繰り返し、そのうち2人が帰ってきたが彼女たちはまだまだいけるという事でホテルのバーにポートワインを飲みに直行(すごいぞ)。
そこで事件は始まった・・・(笑)
泊まったホテルはある種新しくある部分は古い。ドアの鍵は旧式のがちゃがちゃと開ける鍵、だがオートロックで鍵と一緒になっているカードを入れないと部屋内の電気が点かない仕組みになっている。
こきさんじはどうせベッドで寝てるだけだから起こされるのを邪魔されるよりはいいだろうと二人に鍵を渡し、さぁ真っ黒の暗闇状態。水飲まなきゃとまたガブガブ、ベッドに入って何分もしないうちに吐き気が・・・
「やばいトイレ行かなきゃ」と暗闇の中、手間探りでなんとかバスルームに、(すみません汚い話になります)トイレにたどり着いた途端にうぅぅぅぅ~とこみ上げるものが!そんな苦し紛れのなか、もし汚物をトイレ外に吐いてしまったら真っ暗で掃除なんかできないよ~という理性が一応働き、しゃがみこんで顔をかなり下げた状態で吐いてたらいきなりガタンという音が・・・何と、上にあげたトイレのリング(便座部分)が倒れてこきさんじの首にかかる始末。ひぇぇぇ~トイレの便座部分でギロチンなんてはじめてだよ~と苦しいのと汚いのと恥ずかしいので頭ぐるぐる状態。とりあえずギロチンを外さなきゃ・・・とすぐさま上げて、今度は倒れないように押さえながらおぇぇ~。ペーパーを探すのもまたまま成らず、ホルダーがガタ~ンと外れたのは分かったがもちろん何も見えず、とりあえずすっきりしたからいいやとそのままベッドに直行。
吐いたのと胃腸薬がきいたのか、次の日はかなりすっきり、まぁそれでもおとなしくスープとオムレツという優しい食事で次の日の昼食は始まったが、旅の恥はかき捨てとは正にこういう事なのかなぁと苦し紛れに思いながらもリスボンを歩き回るこきさんじであった・・・。


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リスボン紀行 其の1

皆さま明けましておめでとうございます。
1年というものはあっという間ですが、今年も皆さまにとってそしてこきさんじにとっても良い年でありますように・・・。

実はブリュッセルにもリガの後で週末旅行に行ったのだが、あまり良くなかったので外して、正月休みにかけて行ってきたポルトガルは首都、リスボン!
かなり大満足でした。というのも旨い・安い・暖かいの3拍子!人の気質はそんなにサービス精神旺盛とまではいかないが、とにかくフツーでしかもだれもあせったり急いでいないのが妙にいいのか悪いのか???。

それでは恒例(?)のトラムから
まずは旧式

かわいい・・・

そして新型

そしてついでに撮った電車もなぜか黄色・・・

ちなみに旧式トラムの中はこんな感じ・・・


こんな可愛いトラムなのに結構運転手によって猛スピードを出す人がいて、しかもかなりの傾斜道を上ったり下ったりで上下左右の揺れが激しく、さらには人混みだったため景色を楽しむというよりは酔って気持ち悪くなったのが実情(笑)。

そしてこれまた可愛いケーブルカー

本当は日中のを撮りたかったのですが、落書きがひどく台無しなので夜のリスボンと言うことで。
(写真がぶれているのはあくまでこきさんじの実力です)。

とここまで黄色で来たらとことん黄色づくし、で今回うちら3人(IちゃんとMさん)がとっても気に入ったレストラン。

だんだん、だんだん、

だんだんだんだんだんだんだんだん、来たぁぁぁ

ここは実はフェリーで乗り継ぐ反対側の島にあり、船着き場からは結構歩いたのだが、その甲斐あって(?)
食べ物も全ておいしかったし、お薦めの地元ワインもおいしく、店員さんもユーモアとサービスに長けててかなり良かった。
いつもの事だがこきさんじは食事が出されると写真を撮るのを忘れてしまいひたすら食べるのに専念してしまうので、今回も料理の写真はないのだが唯一こちら・・・

ぐつぐつ煮えてるのが分かりますか??煮込みトマトライスですがポルトガル風リゾットですかねぇ、おいしかったです。
たこの和え物もおいしかったし、あと焼き魚がおいしかった!たしかヒメジという名前らしいけどIちゃんとMさんとそんな魚あるっけ??と、こきさんじが「姫路にあるんじゃないの?」とオヤジギャグをかましたら二人とも無口になり、不思議なまま頼んだのだが、焼き加減といい塩加減という久々においしい焼き魚を食べたなぁと感動しまくり。


あとこちらの中心にあるのが、干し鱈とひよこ豆の和え物。
こきさんじ、豆系は嫌いだが(枝豆は別)、これは干し鱈の塩気とビネガーかレモンの酸味がちょうどよく、豆のもさもさ感があまり感じられずすばらしい!の一言。
リスボンではテーブルに着くと、日本の付きだしみたいにチーズとかオリーブとか生ハムとかが頼みもしないのに勝手にサービスされて、しっかりチャージもされるので、要らないときは要らないと言えば下げてくれてチャージもされません。
ちなみにこれはチェック魔で有名なMさんの下調べの賜、そうでなければ店によってはデカイチーズの固まりを人数分だされたりとそれだけでお腹いっぱいになりそうなのが現にありました。
ただ中にはおいしそうな、そして実際においしいものもあるので自分たちで即座に判断していらないものはいらないというのがコツです。

さすがに寒くて外では食べられなかったので、中から外を見た感じ。

そしておちゃめな店員さん

まぁ其の1はこんなところで、特に惨事もなく楽しいはじまりとなったのでした。
其の2の話題の一つのヒントをこちらで、せっかく黄色なので・・・





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いまさらながらリガ紀行 其の2

仕事納めを済ませほっと一息の今日この頃、スウェーデンではクリスマスと年末の間の約1週間がいわゆる大セールになりこきさんじも波に乗って(?)買わなくていい物まで買ってしまう始末・・・そしていまはまっているのがアメリカのテレビシリーズの「CSI」(Crime Scene Investigation)というもの。日本語だとなんだろう、犯罪現場調査かな?まぁいわゆる犯罪現場や遺棄死体からの証拠品をもとに科学的調査のうえで事件を解決するものなのだがとても面白く、セールでDVDコレクションを2シーズン(12枚)、1枚が4話ずつになっていていま2シーズン目の2枚目に突入・・・友達のIちゃんとMさんは「時効警察」にはまってるしこんなテレビ観る時間があるなら他に何かすれば・・・と思いつつも腰が上がらず状態、と言うことで面白ネタではないが今更ながらリガ紀行のつづきを。
リガは今開発に向がんばっているとはいえまだまだ先進国にはおいつかない面もたくさんあり、まぁ全てが全て先進国にならえとは思わないこきさんじは昔の風情を残している部分に興味が引かれるのであった。
そしてリガで目を惹かれたのがトラム。土地事情はよく知らないが、トラムとバスが主流のリガ、それぞれのトラム全車体に宣伝があり面白かったのでご紹介。

まずはプレーンな一つ。


こちらはジューシーフルーツと書かれている位だからキャンディかグミ系だと・・・

そしておなじみのメントス


これはなんの宣伝か思い出せない。


チキン関係・・・


これもなんだろう、HAPPYと書かれているが・・・(?)

最後にはだかのオヤジ達がサウナでビールという多分ビールの宣伝。

おまけでまさにこきさんじのカメラ技術のなさを象徴する一点。

実はこれらのトラムを撮るのに一苦労。けっこうゆっくり走っていると思われるトラムだが動いている物を撮った結果が上の一点、それに気づいたこきさんじ、「そ~か、止まっているのじゃないとちゃんと撮れないんだなぁ」と思ったまではいいものの、信号が赤か停留所でのストップでもない限り止まらず、こきさんじが歩いている側のトラムがいつもくるわけではないので、Mさんと小走りしながら「こきさんじさん!あっちから来るよ~、信号でとまるんじゃない??あぁ~反対からも面白そうなのが来るけど~・・・」とリガの歩道をわめきながらの撮影奮闘に至ったのであった。
ストックホルムは地下鉄が主流でトラムが数少なく、ヨーテボリは地下地盤がゆるいため地下鉄がなくトラムが主流だが味気も素っ気もない、しかも落書きが多いし・・・
と言うことでリガのトラムは食べ物と一緒でなかなか味がありました。

最後の最後にリガで撮った面白い物。

ライオンの口からチェーンが出ていて、上が松ぼっくり(?)の柵。


変わったデザインの噴水。

それでは皆さま良いお年を!!


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リガ紀行 其の1

おぉぉぉぉ~
ついにブログ更新!1年ぶりかなぁ・・・?(笑)
実は色々ありまして、といっても学生を休憩して仕事を始めただけの話で、正社員になったからなかなか時間の余裕が・・・という割には結構遊んでたのだが。
ということで先日、ラトビアの首都リガに週末旅行に出かけました。
飛行機でストックホルムから2時間、いいですねぇ、あっという間に着きました。
今回は頼もしくチェック魔で有名な友達のMさんと一緒だったので彼女に全てまかせきり・・・
こきさんじは計画するのが嫌いなので大助かり、金は払いますのであとはよろしく・・・とばかりに。
とは言ったもののあまりに何もしないのも気が引けるので、インターネットで少し調べたら食べ物はおいしいらしい。
これはいい・・・と思った矢先に、いるところにはいる、Mさんの知人でリガに住んでいた人が!!
その知人に教えてもらった地元の居酒屋にMさんとわくわくしながら入り、お薦めのラトビア料理を頼んだのがこちら

ラトビアは歴史上、ドイツ、スウェーデン、ロシアに長く抑圧されてたため、ラトビア自身の文化や食といったものがドイツ・ロシア色がかなり濃く反映されていた。

1番目がスモークした豚肉とラトビア家庭料理の代表といわれる黒豆の煮込み。
肉関係は全ておいしかった、豆もおいしかったがあまり多くたべれるものではない。

2番目右がザワークラフトのスープ、かなりうまい!洋風のサーランタン(中華の酸味がきいたスープ)といったところだろうか。
左の真っ黒なのがこれが驚き、桃の木、山椒の木(古い?)だったのだが、ラトビアでは黒くかなり酸味のきいたライ麦パンを常食としているらしく、こちらがなんとライ麦パンのガーリックブレッド!
しかも焼きたてのあつあつではなく冷めて常温のを出すのだが、ライ麦パンの酸味とガーリックのほのかな甘みがうまくマッチ!びっくりするぐらいのおいしさだった。

そして3番目、これまたびっくりの連続だったのだが、ラトビアの代表デザートでこちらもライ麦パンを使用。
ライ麦パンを細かく砕いた層と生クリームの層とベリ系のージャムの層が交互にかさねられているのだが、これまたライ麦パンがジャムによってしっとりし、また酸味とジャムの甘みが上手く調和されてお見事!!
といった所。これにはあまりデザートを食しないMさんも絶賛。

ビールもなかなかおいしく、でも食って飲んでばかりではいかんとMさんと一緒に市内観光を歩き回り。まぁ発展途上国なのと、小さい町なのでオールドタウンを一回りすれば殆どが見られるといったところだが、独立記念のモニュメントの前に来て写真を撮っていたら

べつな観光人らしき一人がこきさんじに、彼とモニュメントを含めた写真を彼のデジカメで撮ってくれと寄ってきた。OKと返事したと同時に「はい、チーズ!」、撮った写真を確認したら少しブレて見える。夕方で暗いせいか、こきさんじの腕か、彼のデジカメの液晶がいまいちなのか解らずもう一枚ということに。
「はい、チーズ!」ともう一回、そしてまたまた確認に来る彼。またいまいちだったのだが、性懲りもなくこきさんじに「これをはっきり写せる性能を知ってる?」と・・・
なんでこきさんじがあんたのデジカメの性能知ってるんだよぉぉ・・・と言いたくなったが、最初の内は優しいこきさんじ、「多分薄暗いところで写す時の機能があると思うんだけど・・・」と言ったら、「どれどれ?」と・・・
思わず「お前のカメラだろ~・・・」と言いたくなったが、「これかなぁ」と思ったボタンでまたまた「はい、チーズ」。
そしてまたまた確認、「やっぱりいまいちだね~」と、何回やっても大した変化もなく(確か5,6回は撮った)こきさんじもいい加減その場を離れたかったので、「この2番目のがいいよ」と納得させそそくさと退散したのであった。が、他人が全て他人のデジカメの性能を知ってると思っているのかなぁ?と摩訶不思議のこきさんじ。世の中にはいろんな人がいるもんだ・・・(笑)


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ルーマニア紀行、其の4またまたうひゃ、どひゃ

今回のルーマニア旅行でかなりびっくりしたのが、ルーマニアのワインとコーヒーがとてもおいしかった事だ。
こきさんじ、レストランで仕事してる事もあり、、また、食い道楽に飲み道楽ときてるので、それなりに色々な物を試したが、ルーマニアのワインというものをはっきり言って今まで飲んだ事がなかったのだ。
最初は疑心暗鬼だったが、炎遊人さんがおすすめのワインがあるといって飲み始めたルーマニア産のワイン全てが全ていけるのである。これにはかなりの「うひゃ」度で「うひゃ、うひゃ、うひゃぁ~」とまで言えるくらいおいしかったのだった。ということで勿論スウェーデンに持って帰ろうと思い、ワインを買いたいんですけど・・・と炎遊人さんに言ったところ、運転手のAさんが連れて行ってくれた酒屋がまた思いもかけず「どひゃ~」だったのであった。
まぁ入り口はなんてことない普通のワイン販売店なのだが、みょ~なおっちゃんが手招きしてビニールのカーテンで仕切られている部屋に案内された途端にびっくり・・・

そうなんです、ワインの貯蔵タンクがずらりと・・・全部で12~16種類位だったと思うのですが、フルボディからハーフスウィート系まで幅広く、しかももちろん試飲できるという、嬉しい限り・・・そしてこきさんじが頼んだワインを詰めててもらっているところ・・

しかもこれまた旅行者には至れり尽くせりのなんとペットボトルわいん!

これにはたまげた!!
本当はもっと買いたかったのだが、さすがに重量オーバーになっても困るのでペットボトルで白2本、赤2本、

左端のは少なく入ってたわけではなく、こきさんじが既に飲み始めただけ(笑)。
そして瓶で赤1本、これは炎遊人さんご愛飲でこれまたおいしい(Trei Hectareといいます)。

見えるかなぁ、ペットボトルには小さいシールで銘柄を書いてくれる。
ちなみにここの販売店のホームページがあるので紹介しておきます。
www.casavinului-drpusca.ro

そして話は変わりますが、炎遊人邸で見つけたルーマニアにある緑茶

おでん、生ビールはなんとなく分からなくもないが、なんで空手なんだろう??
摩訶不思議でやっぱり「どひゃ~」のルーマニア・・・


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